歯が割れる歯根破折の原因とは?|祐天寺の歯医者|祐天寺歯科

診療日変更のお知らせ(2024年5月21日より)

  • 東横線「祐天寺」駅4分
  • 〒153-0053 東京都目黒区五本木2-15-4
  • 03-5725-1880
  • 祐天寺歯科ネット予約

歯が割れる歯根破折の原因とは?

投稿日:2024年6月14日

カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ

歯が割れる歯根破折の原因について

歯が割れる歯根破折の原因

祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。

抜歯となる原因の一つに歯根破折というものがあります。歯根破折は歯の根の部分にひびが入ったり、割れたりする症状です。状態によっては保存できる場合もありますが、多くのケースで抜歯と診断されることになります。そのため、現在では歯周病や虫歯に次いで歯根破折が歯を失う原因の3位となっています。

歯根破折で歯を失わないためには原因を知り、リスクを軽減することが大切です。今回のブログでは、歯根破折の原因についてお話ししたいと思います。

歯根破折の主な原因については下記の通りです。

歯の神経を抜いている

虫歯が重症化して歯の神経にまで進行すると、症状を改善するために根管治療(歯の根の治療・神経の治療)を行い、細菌に感染した神経を取り除きます。神経を取り除いた歯は栄養が供給されなくなるため、歯が弾力性を失い、脆くなります。そのため、強い力が部分的にかかってしまうと枯れた木のように歯根部分が割れたり、折れたりする可能性が高くなります。

歯並び・咬み合わせが悪い

歯並びや咬み合わせが悪い場合は、咬む力が分散されず、部分的に過剰な力がかかる可能性があります。継続的に過剰な力がかかる歯は少しずつダメージが蓄積されるため、歯根破折を起こすリスクが高くなります。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、体重の約2~5倍の力がかかると言われており、通常の咀嚼に比べて大きな負担が歯や歯周組織にかかります。睡眠時に歯ぎしりをされる方や運動時や仕事の際に歯を食いしばる習慣がある方は、歯根破折を起こしやすくなります。

硬いものを頻繁に食べる

硬いものを食べる際は歯に強い衝撃が加わります。氷や飴を噛んで食べたり、乾燥したスルメイカなどを頻繁に召し上がる方は咀嚼時の衝撃によって歯根にひびが入ったり、割れたりする可能性があります。

金属のつめ物・かぶせ物や土台がある

金属の土台や銀歯などのつめ物・かぶせ物は弾力性がなく、強度が高すぎるという欠点があります。そのため、金属の土台や銀歯が装着された歯は、咀嚼時に加わった力によって歯根部分にひびが入ったり、割れたりする可能性が高くなります。

トップへ戻る