保存不可能な歯を抜歯後にインプラントで治療した症例
保存不可能な歯を抜歯後にインプラントで治療した症例
こちらの患者さまは他院にて左上の奥歯を残す事ができないという事でインプラント治療の説明があったが、症例の多い当院にて行いたいとの事でご来院いただきました。
まずCT写真を撮って検査を行いました。現状を確認してカウンセリングを行った上でやはりインプラント治療を行っていきたいとの事となり、オペを行いました。
まず、保存が不可能な当該歯を抜き、中に溜まっている膿や感染物質を綺麗に取り除きました。次にインプラントを埋入し、無くなっている場所に骨を作る処置までを1度に行いました。
上部構造の装着・治療完了
年齢が高くなると傷の治りも遅くなってしまうので通常より少し長く4ヵ月おき、しっかりと骨とオステオインテグレーションしている事を確認し、上部に歯を作成しました。結果しっかりと噛む事ができ満足して頂く事ができました。
年齢・性別 | 80代 男性 |
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治療期間 | 4ヵ月 |
治療回数 | 5回 |
治療費(税込) | インプラント/上部ジルコニアクラウン 407,000円(税込) 骨造成 143,000円(税込) |
想定されるリスク | ・経年的に歯茎が下がる事があります ・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります ・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります ・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります ・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります |