痛む歯を抜歯してインプラントで治療した症例
痛む歯を抜歯してインプラントで治療した症例
こちらの患者さまはインプラントの後ろの歯が痛いとの事で治療を開始しました。
手前にインプラントが入っているため、できるだけ歯茎が下がらないように治療をする事と、CT写真にて上顎洞までの骨の厚みが無い事がわかったので、まずは歯を抜いて骨が落ち着くまで4ヵ月待ちインプラントオペを行う事にしました。
今回は上顎洞までの骨の厚みが足りなかった為に上顎洞粘膜を挙上し、骨を作ると同時にインプラント体を埋入していきました。粘膜を挙上する方法としては水の圧力を利用して行っていきました。
上部構造の装着・治療完了
そこから5ヵ月おき、骨の吸収が無く、骨とインプラント体がオステオインテグレーションしている事を確認し、上部に歯を作成していきました。
結果、横の歯の歯茎が下がりインプラント体が見える事なくしっかりとした歯を作成する事ができました。
年齢・性別 | 40代 男性 |
---|---|
治療期間 | 10ヵ月 |
治療回数 | 10回 |
治療費(税込) | インプラント治療(上部ジルコニア含め) 407,000円 サイナスリフト 220,000円 |
想定されるリスク | ・経年的に歯茎が下がる事があります ・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります ・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります ・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります ・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります |