保存不可能な割れた奥歯を抜歯後にインプラントで治療した症例
保存不可能な割れた奥歯を抜歯後にインプラントで治療した症例
こちらの患者さまは奥歯が割れてしまったが放置をしており、痛みが出てきたとの事で御来院されました。
CT写真を撮影し確認したところ、歯を保存する事ができなかったので、治療方針の種類を相談したところ、入れ歯は嫌という事でインプラント治療を行う事になりました。費用の関係で、1本の埋入に決定しました。
感染を起こしている範囲が広かったため、まずは親知らずから割れた歯を含む3本の奥歯を抜歯しました。また、当該歯は下歯槽神経との距離が近かったため、まずはじめに骨造成を単品で行いました。
その後4ヵ月程おき、骨がしっかりと出来ていることを確認してインプラント治療を行いました。
上部構造の装着・治療完了
インプラント手術から3ヵ月後、しっかりと骨とオステオインテグレーション(結合)している事を確認し、上部の歯を作成しました。結果、しっかりと奥歯で噛む事ができるようになり、満足して頂く事ができました。
年齢・性別 | 40代 男性 |
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治療期間 | 8ヵ月 |
治療回数 | 8回 |
治療費(税込) | インプラント治療(上部ジルコニア含め) 407,000円 骨造成 110,000円×2本 |
想定されるリスク | ・経年的に歯茎が下がる事があります ・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります ・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります ・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります ・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります |