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インプラント手術前の体調管理で気をつけることとは?

投稿日:2024年5月9日

カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ

インプラント手術前の体調管理で気をつけることについて

インプラント手術前の体調管理で気をつけること

祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。

インプラント治療は外科処置が必要となるため、一般的な歯科治療に比べて難易度が高く、さらに患者さまの体の負担も大きくなります。インプラント手術の際のトラブル等を防止するためにも体調を万全にしておくことが大切です。

今回のブログでは、インプラント手術前の体調管理で気をつけることについてお話したい思います。インプラント手術を控えている方は下記のことに注意しましょう。

風邪をひかないようにする

インプラント手術では、長時間お口を開けた状態になりますが、風邪をひいていると鼻が詰まったり、咳き込んだりすることがあります。鼻が詰まっていると、口で呼吸することになりますが、お口を開けた状態で呼吸することは難しく、苦しくなったり、場合によっては咳き込んだりすることもあります。咳が出る際は体が動くため、手術中に口腔内を傷つけたり、スムーズに処置が行えないこともあります。また、咳き込んだ際にインプラントに唾液が付着してしまうと、顎の骨との結合を阻害する可能性があり、手術自体が失敗するリスクがあります。

喫煙を控える

煙草には有害な物質が多く含まれており、口腔内環境に悪影響を及ぼします。煙草を吸うと、血流が悪くなるため、歯周組織に十分な栄養や酸素が供給されず治癒力が低下することによって、インプラントと骨の結合が悪くなってしまいます。また、免疫力の低下や汚れが付着しやすくなるため、細菌感染リスクが高まったり、手術後のインプラント周囲炎になりやすくなります。インプラント周囲炎が進行すると、歯周組織が溶かされ、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまうため、注意が必要です。

お酒を控える

お酒を飲むと体調が悪くなったり、血流が良くなることによって手術時の出血量が多くなったりします。インプラント手術を受ける際は前日や術後から数日間はアルコールの摂取を控えましょう。

口腔内環境を整える・清潔に保つ

インプラント治療では、外科処置が必要となるため、細菌に感染するリスクが高くなります。細菌感染が起こると、インプラントと顎骨がきちんと結合しなかったり、術後にトラブルを起こす可能性が高くなります。事前の検査で虫歯や歯周病が確認できた場合は、それらの治療を優先して行うことはもちろんですが、日頃からケアをきちんと行い、口腔内環境を整える・口腔内を清潔に保つことが重要です。

祐天寺でインプラント治療をご希望の際は祐天寺歯科までお気軽にご相談ください。

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