起床時に口臭がきつくなる人の特徴と対処法とは?
投稿日:2024年1月30日
カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ
起床時に口臭がきつくなる人の特徴と対処法について
祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。
花粉症などでマスクをする機会が多くなると、ご自身の口臭が気になるという方も少なくないと思います。体臭や口臭についてはご自身では気づきにくいため、注意が必要です。
今回のブログでは、口臭がきつくなる原因と口臭を抑えるための対処法についてお話ししたいと思います。
口臭がきつくなる原因について
口臭がきつくなる主な原因については下記のようなものが挙げられます。
口腔ケアがきちんとできていない
口腔ケアがきちんとできていないと、お口の中に食べかすが蓄積して細菌が繁殖しやすくなります。細菌が食べかすを分解する際に臭いの元となるガスを放出するため、口臭がきつくなってしまいます。
虫歯や歯周病になっている
虫歯や歯周病は細菌の感染によって起こる歯科疾患です。虫歯や歯周病になると、歯に空いた穴や歯と歯茎の隙間に食べかすが蓄積して発酵したり、細菌が繁殖したりするため、口臭がきつくなってしまいます。また、歯周病が進行すると、歯茎から膿が出ることもあるため、さらに臭いが強くなってしまう可能性があります。
舌苔がある
舌苔(ぜったい)とは、舌に付着した白っぽい汚れです。舌苔は皮膚が剥がれて形成された垢や食べかす、細菌や微生物、唾液の成分などが舌の凹凸内に蓄積して苔状になったもので、口臭の原因となります。
金属アレルギーになる可能性がある
銀歯は長期的に使用することによって、金属イオンが溶け出します。そのため、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。
煙草を吸う(喫煙者)
煙草にはタール、ニコチン、一酸化炭素など、多くの有害物質が含まれています。それらの有害な物質が歯やお口の中に付着するため、普段から煙草を吸われる方は口臭がきつくなってしまいます。
ドライマウス・口呼吸
ドライマウスの方や口で呼吸されている方は、お口の中が乾燥しやすくなります。唾液には歯やお口の中に付着した汚れを洗い流す自浄作用や抗菌作用がありますが、お口の中が乾燥すると、唾液の働きが軽減されるため、食べかすが腐敗、細菌が繁殖して口臭がきつくなります。
臭いの強い飲食物
にんにくや玉ねぎ、スパイス、コーヒーなどの臭いの強い飲食物を口にした際は、一時的に口臭がきつくなってしまいます。
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