インプラントの寿命が短くなる原因とは?
投稿日:2024年4月23日
カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ
インプラントの寿命が短くなる原因について
祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。
インプラント治療は天然歯のような自然な仕上がりやしっかり噛めるなどのメリットがあります。また、平均寿命についてもブリッジ約7~8年、入れ歯約4~5年に対し、インプラントは約10~15年と長く、各治療法と比べて長持ちしやすいといえます。
上記の平均寿命についてはあくまでも目安ですので、平均寿命よりも長く使用されている症例もあれば、逆に数年で駄目になってしまったという症例もあります。
そこで今回のブログではインプラントの寿命を縮める主な原因についてお話ししたいと思います。インプラントの寿命が短くなる原因について下記のようなことが挙げられます。
品質の悪いインプラントを使用
現在では、多くのメーカーがインプラントを製作しており、その中にはお求めやすい格安インプラントなどもあります。格安インプラントについては品質が悪く劣化しやすくだけでなく、顎骨としっかり結合しなかったり、トラブルを起こしやすかったりするため、インプラントの寿命が短くなる可能性が高いです。
インプラント周囲炎
インプラント周囲炎は、細菌の繁殖によってインプラントの周辺組織が炎症を起こす病気です。症状が進行すると、歯肉や歯槽骨が溶かされるため、最終的にインプラントが抜け落ちてしまいます。
歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりなどの癖がある場合は、インプラントや上部構造(人工歯)に大きな負担がかかるため、長期的にダメージが蓄積してしまうと、破損や脱離のリスクが高くなります。
ケア・メンテナンス不足
インプラントを良い状態でお使いいただくためには、日々のケアはもちろん、定期的なメンテナンスが重要となります。日々のケアやメンテナンスを怠ると、咬み合わせの不調やインプラント周囲炎をはじめとした口腔内の問題によってインプラントの寿命が短くなってしまいます。
喫煙
煙草には有害な物質が多く含まれており、歯茎への血流が悪くなることによって十分な酸素や栄養素が供給されなかったり、免疫力が低下したりするため、インプラントと顎骨の結合を妨げるだけでなく、インプラント周囲炎や感染症のリスクが高くなってしまいます。
祐天寺でインプラントをご希望の際は祐天寺歯科までお気軽にご相談ください。
■ 他の記事を読む■