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虫歯以外で歯がしみる原因とは?

投稿日:2024年8月16日

カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ

虫歯以外で歯がしみる原因について

虫歯以外で歯がしみる原因

祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。

虫歯が進行すると、歯磨きの際や冷たいものを口にした際に歯がしみるようになります。しかし、歯がしみるからといって必ずしも虫歯が原因というわけではなく、様々な理由によって歯がしみることがあります。

歯は外側から「エナメル質」「象牙質」「歯髄」という構造になっています。歯の一番外側にあるエナメル質は神経がないため、外部からの刺激などで痛みを感じることはありません。しかし、その内側にある象牙質は神経に繫がる象牙細管という管があるため、何かしらの原因で象牙質へ刺激が加わるような状況になると、虫歯でなくても歯がしみることがあります。

そこで今回のブログでは、虫歯以外に歯がしみる原因についてお話したいと思います。虫歯がないのに、歯がしみたりする場合は下記のようなことが考えられます。

歯ぎしり・食いしばりによる歯の擦り減り

睡眠時に歯ぎしりや食いしばりをする方は、歯や歯周組織に過剰な力がかかります。継続的に歯に強い力がかかると、少しずつエナメル質が擦り減って象牙質や神経との距離が近くなるため、歯磨きや冷たいものを口にした際の刺激が神経に伝わり、歯がしみたり、痛みを感じたりすることがあります。

生まれつき歯質が薄い

歯の厚さは個人差があります。生まれつき歯質が薄い方は象牙質や歯の神経に刺激が伝わりやすいため、虫歯がなくても歯がしみることがあります。

強い力でのブラッシング

エナメル質は人体の中で一番硬い組織ですが、日々過剰な力でブラッシングを続けていると、少しずつエナメル質が擦り減ったり、歯茎が削れて歯根部分が露出したりします。歯根部分はエナメル質がなく象牙質で形成されているため、その部分に刺激が加わると虫歯になっていなくても歯がしみたり、痛みを感じたりすることがあります。

くさび状欠損

歯ぎしりや過剰な力でのブラッシングによって歯茎周辺の歯がえぐれるような状態をくさび状欠損といいます。くさび状欠損になり、象牙質が露出した状態になると、外部からの刺激が神経に伝わりやすくなるため、歯磨きの際や冷たいものを口にした際に歯がしみるようになります。

歯の欠け・ひび割れ

咬み合わせが悪い場合や歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、一部の歯の大きな負担がかかります。継続的に強い力が歯にかかると、歯が欠けたり、ひび割れたりするため、その部分から象牙質や神経に刺激が伝わり、歯のしみや痛みを感じることがあります。

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