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虫歯治療後に歯が痛くなる原因とは?

投稿日:2025年2月25日

カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ

虫歯治療後に歯が痛くなる原因について

虫歯治療後に歯が痛くなる原因

祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。

虫歯治療後に患部が痛みを感じたり、しみたりすると、「きちんと治療ができていないのかな?」と不安になってしまいますよね。虫歯がある程度進行している場合は、治療後に痛みやしみなどの症状が現れることも少なくありません。

そこで今回のブログでは、虫歯治療後に痛みを感じる原因についてお話したいと思います。虫歯治療後に痛みを感じる場合は、下記の原因が考えられます。

神経が敏感になっている

虫歯が神経の近くまで進行している場合は、切削時の振動や熱によって神経が刺激されることによって敏感になってしまうことがあります。時間の経過によって神経の状態が落ち着くと、痛みも和らいでいきます。長い期間、痛みやしみが続く場合は何か問題が生じている可能性があるため、歯科医院へ相談しましょう。

神経が炎症を起こしている

虫歯が深い部分まで進行している場合は、切削時の刺激や細菌の感染によって神経が炎症を起こすことがあり、治療後に痛みを伴います。痛みが長引く場合は、神経を取り除いたり、炎症を抑えたりする治療が必要となります。

つめ物・かぶせ物が合っていない

虫歯治療後は、切削部分をつめ物やかぶせ物で修復します。つめ物やかぶせ物の適合が悪いと、咀嚼時などに神経が刺激されるため、痛みを感じることがあります。そのような場合は、つめ物・かぶせ物を調整することによって改善します。

神経が残っている

虫歯が歯の神経にまで進行した場合は、根管治療によって細菌に感染した神経や血管などを除去する必要があります。根管治療の精度が低く、神経が残ってしまうと、治療後に痛みを感じる場合があります。痛みが長く続く場合は、再治療が必要となります。

銀歯のつめ物・かぶせ物の影響

現在では、使用されることが少なくなりましたが、虫歯で削った部分を金属のつめ物・かぶせ物(銀歯)で修復することがあります。金属のつめ物・かぶせ物は熱伝導率が高いため、飲食物の温度によって神経が刺激され、痛みやしみを感じることがあります。神経が継続的に刺激を受けると、第二象牙質と呼ばれる神経を守る組織が形成されるため、少しずつ痛みやしみは緩和されていきます。

上記のように虫歯治療後は、痛みやしみを感じることがあります。症状によっては時間の経過と共に和らいでいきますが、長期間痛みを感じる場合は何かしらの問題が生じているため、歯科医院で検査・処置を受けましょう。

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