歯が黒ずむ原因と対処法とは?|祐天寺の歯医者|祐天寺歯科

診療日変更のお知らせ(2024年5月21日より)

  • 東横線「祐天寺」駅4分
  • 〒153-0053 東京都目黒区五本木2-15-4
  • 03-5725-1880
  • 祐天寺歯科ネット予約

歯が黒ずむ原因と対処法とは?

投稿日:2024年6月26日

カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ

歯が黒ずむ原因と対処法について

歯並びや咬み合わせが悪くなる原因

祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。

虫歯になると歯が黒くなりますが、実は虫歯以外の原因でも歯が黒ずんだり、変色することがあります。今回のブログでは、歯が黒ずむ主な原因と対処法についてお話ししたいと思います。

歯が黒ずむ主な原因とそれぞれの対処法については下記の通りです。

虫歯

歯が黒ずむ原因の多くは虫歯です。虫歯菌が放出した酸によって歯面のミネラルが溶かされる際、飲食物などの色素が沈着することによって歯が黒くなります。

【対処法】
歯が黒くなった虫歯はある程度進行しているため、自然に治癒することはありません。虫歯がさらに進行する前に歯科医院で治療を受け、悪化を防ぎましょう。

飲食物や煙草による着色

煙草を吸われる方やワイン・お茶・コーヒー・カレーなどの色素が濃い飲食物をよく口にされる方は煙草のヤニや飲食物の着色によって歯が黒ずんだりします。

【対処法】
ヤニや食事による着色は日々の歯磨きでは完全に取り除くことができないため、歯科医院で定期的にクリーニングやホワイトニング治療を受けましょう。

神経のない歯

根管治療などで神経を取り除いた歯や虫歯の放置や外傷によって神経が壊死した歯は、栄養が供給されなくなるため、歯が内側から黒ずんでしまいます。

【対処法】
神経のない歯や神経が壊死した歯の黒ずみは歯の内側で起こっているため、クリーニングや通常のホワイトニングで白くすることはできません。歯の内側に漂白剤を入れて漂白するウォーキングブリーチやセラミック治療での改善をおすすめします。

金属イオンの溶け出し(銀歯など)

銀歯などのつめ物やかぶせ物がお口の中にある場合は、唾液によって金属イオンが溶け出すため、歯や歯茎が黒ずんでしまう場合があります。

【対処法】
黒ずみが気になる場合は黒くなった部分を削り取り、セラミックやCR(コンポジットレジン)などの金属を使用しないつめ物・かぶせ物で修復します。歯茎が黒ずんでいる場合はレーザー照射などで除去が可能です。

サホライド(幼児用の虫歯の進行止め)

サホライドは小さな虫歯や治療が困難な小さなお子さまに用いられる虫歯の進行止めです。サホライドに含まれる銀が沈着することによって歯が黒ずんでしまいます。

【対処法】
治療ができる年齢になった後に虫歯部分を切削するか、永久歯に生え変わるのを待ちます。

黒い歯石が付着している

歯面や歯と歯茎の間に付着した歯垢が石灰化すると、歯石になります。一般的な歯石は黄白色ですが、歯周病によって歯茎や歯周ポケット内で出血があると、歯石に血が混ざるため歯が黒ずんでしまいます。

【対処法】
専用の器具で歯石を取り除くことで歯の黒ずみを改善できます。

トップへ戻る