虫歯になりやすい人の特徴とは?
投稿日:2024年7月3日
カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ
虫歯になりやすい人の特徴について
祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。
虫歯の発症は歯質や生活習慣、食生活なども深く関係するため、虫歯のなりやすさについては個人差があります。ではどのような人が虫歯になりやすいのでしょうか?
今回のブログでは、虫歯になりやすい人の特徴についてお話ししたいと思います。虫歯治療を繰り返している方は思い当たる項目を確認していただき、虫歯予防に役立てて頂ければと思います。
虫歯になりやすい人は下記のような特徴が挙げられます。
遺伝的に歯質が弱い
歯質は遺伝すると言われています。遺伝によって歯の一番外側にあるエナメル質が薄かったり、歯質自体が弱かったりすると、虫歯菌が出す酸によって歯が溶かされやすくなるため、虫歯が進行・悪化しやすくなります。
歯磨きがきちんとできていない
虫歯や歯周病などの口腔内トラブルを予防するためには毎日の歯磨きがとても大切です。毎食後に歯磨きを行っていても歯間部分や歯と歯茎の隙間などに磨き残しが多いと、その部分に細菌が繁殖して虫歯リスクが高くなってしまいます。また、歯磨きだけでは口腔内の汚れの約6割ほどしか落とせないというデータがあります。口腔内を清潔に保つためには、フロスや歯間ブラシ、洗口液などを併用することをおすすめします。
歯並び・咬み合わせが悪い
歯並びが悪いと、歯が重なり合った部分などのケアが難しく、磨き残しが多くなってしまいます。また、咬み合わせが悪く一部の歯に過剰な力がかかっている場合は、歯が欠けたり、歯面に小さなひびが入ったりするため、その部分から虫歯菌や汚れが入り込んで虫歯リスクが高くなります。
甘い物(糖分)の摂取量が多い
虫歯菌は飲食物の糖分を餌にして歯を溶かす酸を出します。甘い物(糖分)の摂取量が多い方は虫歯菌が活発になるため、虫歯リスクが高くなり、さらに虫歯が進行・悪化しやすいといえます。
口で呼吸している
唾液にはお口の中の汚れを洗い流す自浄作用や殺菌作用、溶け出した歯を修復する再石灰化を助ける働きがあります。しかし、口で呼吸をされている方は口腔内が乾燥しやすく、唾液の様々な働きが低下してしまうため、虫歯になりやすくなります。
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