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親知らず抜歯後の注意点とは?

投稿日:2024年10月8日

カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ

親知らず抜歯後の注意点について

親知らず抜歯後の注意点

祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。

親知らずの抜歯後は個人差がありますが、患部の痛みや腫れを伴います。特に歯根がしっかりしている下顎の親知らずをはじめ、歯茎の中に埋まっているなどの特殊な親知らずについては、抜歯に要する時間も長くなるため、術後の痛みや腫れが強くなったり、血が止まりづらかったりという傾向があります。

そのような場合に間違った対応をしてしまうと、痛みや腫れ、出血などがさらに悪化する可能性があるため、注意が必要です。

そこで今回のブログでは、親知らず抜歯後の注意点についてお話したいと思います。親知らずの抜歯後は下記のことに注意し、負担の軽減に努めましょう。

ガーゼを噛んできちんと止血する

親知らずの抜歯後は、抜歯部分に溜まった血が凝固して血餅というゲル状のかさぶたが形成され、外部からの刺激や細菌感染から保護されます。血餅が形成されるまでの間は、出血しやすい状態になり、抜歯後から数日間は血が滲むことがあります。

抜歯後は清潔なガーゼを抜歯部分に当てて噛み、患部を圧迫して止血しましょう。激しい運動や長時間の入浴、飲酒等は血流が良くなり、傷口が開いて再び出血する可能性があるため、抜歯から数日間は控えましょう。

抜歯部分を触らない

抜歯部分は傷口が治癒するまでの間にぽっかりと穴が空きます。出血や穴が気になって舌や手で頻繁に触ったり、強く吸ったりすると、血餅が剥がれて再び出血が起こる可能性があるため、治癒するまでの間はできるだけ触らないようにしましょう。

また、血餅が剥がれてしまうと、骨がむき出しの状態になるため、強い痛みを伴うドライソケットになったり、細菌感染のリスクが高くなるため、注意が必要です。

痛みが強い場合は鎮痛剤を服用する

抜歯後に麻酔の効果が切れ始めると、少しずつ痛みが強くなります。我慢できないような強い痛みが続く場合は、歯科医院から処方された鎮痛剤を服用し、痛みを緩和しましょう。

一般的には抜歯後3日~1週間程で痛みは治まっていきます。痛みが長引く場合はドライソケットや何かしらの問題が生じている可能性があるため、歯科医院へ相談し、必要な処置を受けましょう。

患部を冷やす

親知らずの抜歯後は、親知らず周辺の頬や歯茎が腫れることがあります。患部が腫れた場合は、濡らしたタオルや冷却シートなどを使用して患部を冷やしましょう。その際は患部を冷やしすぎると、血行が悪くなることで治癒が遅くなったり、痛みが強くなったりするため、注意しましょう。

刺激の強い食べ物を控える

親知らずの抜歯後は、外部からの刺激に敏感になっています。そのため、傷口が治癒するまでは極端に辛いものや熱いものなど、刺激の強い食べ物はできるだけ控えましょう。

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